子犬を迎えると、毎日いろいろなことが起こります。どうしたらいいのか迷う場面はたくさんありますが、最初にやることは意外とシンプルです。今回は、子犬のしつけについてよくある質問に、まず何と答えるかを一言でまとめます。

子犬のしつけに一言で答えるのイメージ
子犬の時期は、ひとつずつ迷いを減らしていくことが大切です。

子犬のしつけ、まず何をする?

子犬の甘噛みはどうしたらいい?

噛めないような仕組みを作ること。

長いおもちゃで遊ぶ、手で遊ばない、噛んでもよいおもちゃや犬用ガムを用意する。噛まれても叱らない、マズルを掴まないことが大切です。

子犬が飛びつく時はどうしたらいい?

飛びついてきても全く反応しないこと。

地面に前足がついていないと、飼い主からの反応がないことをはっきり伝えていきます。

夜泣きする時はどうしたらいい?

鳴く前に起こしてお世話をする。

寝ている時に先に起こして、お世話をしたり遊んであげたりすると、鳴いて呼ぶ流れを作りにくくなります。

ケージで鳴く時はどうしたらいい?

ケージではなくクレートに変更する。

周りが見えると子犬は吠えやすくなります。落ち着いて休める構造に変えてあげることが先です。

ごはん前に吠える時はどうしたらいい?

吠え止むまではごはんを出さない。

吠える前にあげられるならそれでもよいですが、吠え始めたら、やめるまでは出さないことが基本になります。

構ってほしくて吠える時はどうしたらいい?

吠えても構ってもらえない経験を増やす。

構ってほしくて吠えているというより、吠えれば構ってくれると自信を持っていることが多いです。

遊んでいて興奮して吠える時はどうしたらいい?

遊びをやめる。

吠えると遊びが終わることを経験させると、興奮の仕方が変わってきます。

他の犬や人を見て吠える時はどうしたらいい?

犬は管理された環境で慣れ、人からはおやつをもらう。

他の犬に慣らすには、パピーパーティや犬の保育園でトレーナー管理のもと慣れる環境が必要です。人は無理に触ったり抱っこしたりせず、おやつをもらうことを大切にします。

子犬のトイレ失敗はどう防ぐ?

タイミングを把握してトイレに入れる。

成功しやすい時間を見つけて、先回りしてトイレへ連れて行くことが基本です。

子犬の散歩はいつから始める?

最終ワクチン後2週間ほど経てば行ける。

その前から抱っこで外へ行き、環境を知り、おやつを食べる練習をしておくことが大切です。

子犬を抱っこすると噛む時はどうしたらいい?

おやつを齧らせながら抱く。

口を使っている間に抱っこを経験させると、抱っこが嫌なこととして残りにくくなります。

子犬が興奮しすぎる時はどうしたらいい?

待てば良い。

興奮の真ん中でさらに動かすより、落ち着くまで待つことの方が近道になることが多いです。

子犬のしつけは何から始める?

飼い主がたくさん褒めてくれる存在だと経験させる。

この人といると良いことがある、という土台ができると、その後のしつけはずっと伝わりやすくなります。

一言で答える理由

子犬との暮らしは楽しいですが、毎日判断の連続でもあります。迷った時にまず思い出したいのは、叱ることより、繰り返しやすい流れを変えることです。環境を整え、反応を整理し、良い行動を褒める。その積み重ねで、子犬は安心して暮らし方を覚えていきます。

監修

SKYWAN! DOG SCHOOL 代表 井原亮。犬の保育園、パピーパーティ、訪問レッスンを通して、子犬の時期に整えておきたい環境づくりと関わり方をお伝えしています。