犬種別コラム
マルプーのしつけで大切なこと

マルプーのしつけで大切なこと

マルプーのしつけで多い相談は、興奮しやすさや吠えです。マルチーズの愛らしさとトイプードルの賢さを活かしながら、落ち着く力を育てる考え方を整理します。

マルプーは、嬉しい気持ちが大きく出やすい子が多い

マルプーは、マルチーズの愛らしい動きと、トイプードルの賢さをあわせ持った、とても魅力的なミックス犬です。人懐っこく、飼い主や人との関わりを楽しめる子が多い一方で、嬉しい気持ちが大きく出やすく、興奮しやすい、落ち着きがない、吠えやすいといった相談も多くあります。

マルプーのしつけで大切なのは、かわいさに任せて自由にさせすぎるのではなく、「落ち着いていると良いことがある」と日常の中で経験させていくことです。

マルプーのしつけで大切なことをまとめた図解
マルプーは、興奮しやすさと人懐っこさを上手に育てることが大切です。

落ち着く力を育てることが大切です

家の中で出しっぱなしにするのではなく、クレートで1人で休む時間や、飼い主がいても静かに過ごす時間を作ることが大切です。相手ができる時には出してあげてもよいですが、出しっぱなしは注意が必要です。

マルプーに限らず、犬には「1人で休める時間」と「飼い主の近くにいても静かに過ごす時間」の両方を経験させてあげることが大切です。

来客や帰宅時の興奮には、反応しすぎないこと

来客時や家族の帰宅時には、嬉しさから大興奮する子もいます。過剰に声をかけたり、触ったり、抱っこで解決しようとすると、興奮や吠えに報酬を出してしまうことがあります。

吠えた時に反応するのではなく、落ち着いている時に対応してあげることが重要です。来客時も大興奮するほど過剰に触れ合うのではなく、来客があっても落ち着いていられるように心がけます。

散歩中に他の犬へ吠える時は、まず距離を取ります

散歩中に他の犬へ吠える場合は、まず距離を取ります。対象となる犬や人が来たら、フードが食べられる距離まで離れ、その位置で食べながらすれ違うことが基本です。

遊びたくて吠える子、怖くて吠える子、どう振る舞えばよいかわからず吠える子がいますが、どの場合も「反応しないでいられる距離」を作ることが最初の一歩です。すれ違うことができない距離では、まだ反応している距離だと考えます。止まってやり過ごすことは、すれ違うよりも難易度が高い場合があります。

マルプーの吠えは、性格だけで決めつけないことが大切です。
遊びたいのか、怖いのか、どうしてよいかわからないのか。その子の反応を見ながら、フードが食べられる距離を作ってあげます。

人懐っこさは、マルプーの大きな長所です

マルプーは、人懐っこくトレーニングを受け入れやすい子が多い犬です。その良さを活かすためには、日常的に褒める機会を増やし、飼い主以外の人とも良い経験を積ませてあげることが役立ちます。

他の人からおやつをもらったり、一緒に簡単な練習をしたりすることで、人との関わり方も育っていきます。比較的オープンなご家庭や、たくさんのお友達犬がいるご家庭でも、興奮しすぎない関わり方を意識してあげるとよいでしょう。

子犬期には、他の犬との関わり方も経験しておきたい

子犬期には、パピーパーティなどで他の犬との触れ合い方を経験したり、トレーナーからその子の性格についてアドバイスをもらうことも大切です。

ただ遊ばせるだけではなく、その子がどのような距離感なら落ち着いていられるのかを知ることが、将来の暮らしやすさにつながります。

マルプーの飼い主さんへ

マルプーは、マルチーズの愛らしい動きに加え、トイプードルの賢い能力を併せ持った、いいとこ取りの子たちです。可愛さだけでなく、上手に育てることで最高の家族になってくれるでしょう。

嬉しい気持ちを大切にしながら、落ち着く力も一緒に育ててあげてください。

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